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抜け出すの歳月

8割は1年以内に天

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8割は1年以内に天

泥で成形し、日差しで乾くと泥はカチカチになり強度バツグン。
なんと、ツバメは人間が脈々と毎年行ってきた「田植え」と密接に関係してたんです。
人の営みや暮らしと共に生きてきたツバメ、深いよ!!

ところでいったい親はエサをどれくらいの回数運んでるのだろうと、子どもたちと
数えてみました。
お父さん(コシアカ)ツバメとお母さんツバメの見分けはさっぱりつかないので、
とにかく巣に戻ってくる回数を数えてみた。1分半に1回、15分で10回。調べてみたら
1日に520回も運ぶらしい。しかも、ヒナが小さい時は蚊とかハエなど小さな虫で
、ヒナが大きくなると蝶やトンボと大きさを変えるらしい。賢~い!! なんという働き者!
うちのグウタラ亭主とエライ違い!!

子育て中のツバメは、夜は巣の中か電線で寝るらしいが、6月の終わり頃、ヒナが育つと
河原や池の葦原に集まり集団ねぐらを作り夕方には乱舞するんですと。でもって、
葦の穂の茎や葉に止まって寝るらしいが、上(穂のあたり)に行けばいくほど上席なんだって。
ツバメにも上下関係があるんですねぇ…厳しい世界。

ツバメのオスの鳴き声がまたおもしろい。
「土食って虫食ってしぶーい」なんだと。働き者、賢い、しかもユーモアもある。
言うことなしっ!

こうやっていろいろ調べてるうちに、「そういえば森昌子が越冬ツバメという歌
を歌ってたけど、渡り鳥なんだから越冬しないやろ、間違いちゃうんか?、
と調べてみたら、越冬するツバメもいるらしい。まあ温暖化だからなぁ…。

こんなふうにググッていたら「消えゆくツバメを守ろうキャンペーン」というのが
出てきた。ツバメはどうやら減ってきてるらしい。そもそもツバメは5個ほど卵を
産んでヒナを育てあげるが、敵にやられて死んでしまうらしい。
その上に巣作りできそうな民家が減り(洋風建築ばかりで)、鳥インフルエンザを
怖がる人間が増え、「フンが汚い」などと巣を撤去してしまうんだとか。
「ツバメから鳥インフルエンザが移った例はないから怖がらないで」とキャンペーン
では訴えておられました。
何万キロメートルも離れた場所から、日本人が田植えをすると信じて海を越えて
やってくるツバメたち。なんともケナゲで賢い鳥ではありませんか!!

という訳で、私はそれから「いつでも我が家にカモン!!」状態で待っておりましたが、
いかんせん我が家には二匹の猫がおる。巣など作るのは自殺行為ですわな。
という訳で、学校のヒナたちを見ながら「頑張りや~」と優しく声をかけている
私なのでございます。
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